若者のすべて

カテゴリー │雑記

普段あまり音楽を聴かないプロ草です。

全然興味ないわけじゃないんですが、30手前ぐらいからおっくうになってしまって。

今年の8月ぐらい、職場でいつも聞いているラジオで夏の終わりを感じさせる曲が

よく流れる時期がありました。

その中で耳に止まったのがフジファブリックの「若者のすべて」です。

聞いたことはあったので結構古い曲だというのはなんとなく知ってました。

2008年の曲なんですね。

すごく高音を効かせるわけでもなく、どちらかといえば淡々としてるようにも

聞こえるボーカル。でも歌ってみると意外とキーは高いです。

そしてなんと言っても歌詞が素晴らしい、、、文章を書くことが比較的好きな

自分はそれが狙いなのか、もしくはたまたま自分がそう感じただけなのか

わかりませんが相手や風景が浮かんできてしまいます。


真夏のピークが去った 天気予報士が テレビで言ってた
それでもいまだに街は 落ち着かないような 気がしている


夏の終わりごろ、少し涼しくなり始めているけど、
街はまだ少し賑やか。9月ぐらいですかね。
「テレビで言ってた」「気がしている」
ボーカルとも相まって柔らかい物腰、草食系っぽい主人公が浮かびます。

夕方 5時のチャイムが 今日はなんだか 胸に響いて
運命 なんて便利な ものでぼんやり させる

最後の 花火に 今年も なったな
何年 経っても 思い出してしまうよ
ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら 言えるかな まぶた閉じて浮かべてみるよ


何かがある日の夕方のチャイムになんとなく運命を感じています。
昔の恋人との思い出にリンクするようなことやイベントがあったのでしょうか。
今年最後の花火を見ながら、その恋人を探してしまう。
会えないと思いつつも、会ったときのシミュレーションなんてしちゃって。
非常に身につまされます。

世界の 約束を知って それなりになって
また戻って


酸いや甘いを知って大人になった、といったところでしょうか(古)
それをたったこれだけの言葉数で表現するなんてすごい。

街灯 の明かりがまた ひとつついて 帰りを急ぐよ
途切れた 夢の続きを 取り戻したく なって


唐突な夢の話に少々面喰いますが、曲全体の雰囲気でそこまで気になりません。
とりあえず前向きになりつつあるようでよかったですね。

最後の 花火に 今年も なったな
何年 たっても 思い出してしまうよ
ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら 言えるかな まぶた閉じて浮かべてみるよ


このサビは何度聞いてもいいですね。

すりむいた まま ぼくは そっと 歩き出して

とりあえず前向きに(略

最後の 花火に 今年も なったな
何年 経っても 思い出してしまうよ


ほんといいサビ。もうそろそろこの曲も終わるな。いい曲だったな~。

ないかな ないよな なんてね 思ってた

!!!???

まいったな まいったな 話すことに迷うな

キタ━(゚∀゚)━!
「なんてね」から数10秒、わずか5フレーズで急展開。
爽快感すら漂わせます。

最後の 最後の 花火が 終わったら
僕らは 変わるかな 同じ空を見上げているよ


再会したから両想いでした~とならないところがまたいいですね。

いや~ほんといい曲です。


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